トランプ氏出席イベントを標的とした攻撃計画、FBIが複数拘束
米連邦捜査局(FBI)のパテル長官は16日、建国250周年を記念して首都ワシントンで行われた総合格闘技イベント「UFCフリーダム250」を狙った計画を摘発し、複数の関係者の身柄を拘束したと、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。ホワイトハウスで14日にあったこのイベントにはトランプ大統領も出席し、周辺のビューイング会場を含め、多数の人が集まっていた。
米FOXニュースによると、この事件に関連して5人が拘束されたほか、共謀した可能性がある23人が特定されているという。捜査関係者の話として、拘束された人たちは米市民で、外国勢力は関与していないとも報じた。
拘束されたうちの1人は、オハイオ州に住む19歳の男。捜査当局が裁判所に提出した書面によると、10日に母親から「銃の購入やオンライン通信について不安がある」として地元警察に通報があったという。
警察が両親に聞いたところ、男は卒業祝いのうち約3千ドルを使って、新しい銃や弾薬、キャンプ用具などを買っていたという。また、極めて信仰心が強く反政府的な言動を展開するグループとオンラインでやりとりをしていることについても両親は心配していた。
捜査関係者が11日に男を聴取したところ、UFCに合わせて米政府を攻撃する計画に加わっていたことを認めた。計画に向けた話し合いはオンラインで2026年3月ごろから始まり、「間違った方向に進んでいる米国を守りたい」といったことが動機だったという。性犯罪者で資産家の故ジェフリー・エプスタイン氏と関わっていた人が国を統治すべきではない、とするメンバーもいたという。エプスタイン氏はトランプ氏ら、多数の著名人と関係を築いていた。