トランプ氏「世界の船よエンジンを始動せよ」米イラン、戦闘終結合意

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【ワシントン=栗山紘尚、カイロ=吉形祐司】米国とイランは米東部時間14日午後、戦闘終結に向けた協議で合意が成立したと発表した。仲介国パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は、署名式が19日にジュネーブで行われるとSNSで明らかにした。米国とイスラエルのイラン攻撃で2月28日に始まった軍事衝突は収束し、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡は開放される見通しとなった。ただ、核問題を含め、今後の交渉は難航が予想される。

トランプ氏=ロイター
トランプ氏=ロイター

米国のトランプ大統領は14日午後、「合意が成立した」とSNSで発表した。トランプ氏は、「私はここに、ホルムズ海峡の通航料なしの開放と、米海軍による封鎖の即時解除を承認する」と投稿し、「世界の船よ、エンジンを始動せよ。石油を流せ」と訴えた。

米国とイランによる合意内容の説明
米国とイランによる合意内容の説明

トランプ氏は14日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに、イランが核兵器を保有しないことも合意に盛り込まれたことを明らかにした。

イランの外交・安全保障政策を決定する最高安全保障委員会は15日未明(現地時間)に声明で最高指導者モジタバ・ハメネイ師の指示に基づき合意が成立したと発表した。レバノンを含むすべての戦線での即時かつ永続的な終戦と、米軍がイランの船舶を対象に実施している海上封鎖が直ちに完全解除されるとしている。

イランのカゼム・ガリババディ外務次官は15日、国営テレビで、署名後の60日間で核問題や対イラン制裁の解除に関する交渉が行われると説明した。イランの戦後復興や開発も議論される。

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