W杯で導入「ハイドレーションブレイク」、前後半に3分間の休息タイム

👁 4

11日(日本時間12日)に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会では、試合の前半と後半に1回ずつ、選手が給水などをする3分間の休息タイムが設けられる。昨年12月に国際サッカー連盟(FIFA)が発表した、水分補給の中断を意味する「ハイドレーションブレイク」と呼ばれるものだ。

「ハイドレーションブレイク」で選手に指示を出すハイチ代表のヘッドコーチ(6月2日の国際親善試合、ニュージーランド戦で)=AP
「ハイドレーションブレイク」で選手に指示を出すハイチ代表のヘッドコーチ(6月2日の国際親善試合、ニュージーランド戦で)=AP

前後半各45分間のほぼ中間、22分を経過したあたりで主審が試合を止め、選手が水分補給や短い休息を取ることができる。

今回のW杯は夏季の広域開催で、会場によっては酷暑や高地での試合環境となるが、休息タイムのハイドレーションブレイクは試合会場や屋根の有無、気温などの気象条件に関係なく、大会のすべての試合で導入される。

気候学者らによる国際研究チームは開幕に先立って、今大会の4試合に1試合は熱中症リスクの高い環境で行われる恐れがあるとする分析結果を発表している。

サッカー界ではこれまでも一定以上の気温での試合中に、暑さ対策の「クーリングブレイク」などが実施されているが、FIFAは今回のW杯での実施について「過去の大会で採用された方式を簡素化し、効率的な形で導入する」としている。

ただし、この3分間は、選手の健康管理とは別の角度から捉えることもできる。水分補給以外にも、監督やコーチ陣が戦術的な指示を選手にゆっくり与えるために使うことができ、休息タイムが試行された5月31日の日本代表の壮行試合(東京・国立競技場)では、チームスタッフが作戦ボードを使って指示を与える場面も見られた。サッカーの試合はハーフタイムを除き、あらかじめ決められた中断時間がないため、ハイドレーションブレイクがプレー再開後の試合の流れを変える可能性もはらんでいる。

また、日本代表の壮行試合を地上波で中継した民放テレビ局は、3分間の「ハイドレーションブレイク」時に、約30秒のCMを前後半で3本ずつ入れていた。(デジタル編集部)

ハイドレーションブレイクとは サッカー・ワールドカップ
ハイドレーションブレイクとは サッカー・ワールドカップ

💬 Yorumlar (0)

Yorum Yaz

Yorumunuz onaydan sonra yayınlanır.

Henüz yorum yok. İlk yorumu siz yazın.