札幌市の秋元克広市長、4選不出馬の意向固める 7月以降に正式表明へ
来年5月に3期目の任期満了を迎える札幌市の秋元克広市長(70)が、次期市長選に立候補しない意向を固めたことが、関係者への取材でわかった。7月以降に正式に表明する見通しだ。

秋元市長は12日、自身の去就を巡る一部報道を受けて取材に応じ、「現時点で最終的な決断には至っていない」と進退については明言を避けた。一方で、後援会や支援者には「託せる人物が出てきた時には、バトンタッチをしたいと話している」と明らかにした。
関係者によると、支援者からは4期目を期待する声も上がっていたが、秋元市長は遅くとも昨年の時点で不出馬の意向を固め、後継候補を探していた。7月以降に後援会の会合を開いた後、正式に表明する見通しという。
秋元市長は夕張市出身で、北海道大を卒業後、1979年に札幌市役所に入庁し、南区長や副市長を歴任した。2015年の市長選に上田文雄・前市長の後継として民主党(当時)などの推薦を得て立候補し、自民党の推薦候補を破って初当選した。
秋元市長は「一般論として、3期12年は首長として一つの区切りと考えている」とした上で、「現在進めている取り組みを自ら続けていく方が良いのか、誰かにバトンタッチする方が良いのかを熟慮して最終的に判断したい」と語った。
次期市長選を巡っては、中道改革連合の荒井優・前衆院議員(51)が立候補を検討している。荒井氏は12日、報道陣の取材に「今後の身の振り方やあり方を色々考えている。応援してくれる方々もいるので、色々な人たちに相談しながらだと思っている」と答えた。
自民党も独自候補の擁立を検討しており、今後、立候補に向けた動きが活発化するとみられる。
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