米とイランの「覚書」署名式、数日以内にジュネーブで開催か トランプ氏「決着した」、イラン側は否定も主要部分はほぼ完成

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 【ワシントン=栗山紘尚、カイロ=吉形祐司】米国のトランプ大統領は11日、イランとの戦闘終結に向けた「覚書」の署名式が今週末にも欧州で開かれるとの見通しを示した。イラン外務省報道官は「最終結論には達していない」と否定しつつ、「覚書の主要部分はほぼ完成した」と語った。署名に向けて詰めの調整が行われている可能性がある。

米ホワイトハウスの大統領執務室で話すトランプ氏(11日)=ロイター
米ホワイトハウスの大統領執務室で話すトランプ氏(11日)=ロイター

 米国は予告していた3日連続のイランへの攻撃を中止した。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、イランとの協議が「決着した」と主張。覚書の調整は「数日以内に完了する」と説明し、署名式にバンス副大統領が出席すると述べた。焦点の核問題は「イランが核兵器を保有しないことに合意した」と強調し、署名が実現すれば、イラン関連の船舶が対象の海上封鎖措置を解除するとした。

 米主要ニュースサイト・アクシオスは11日、署名式はスイスのジュネーブで数日以内に行われると報じた。覚書には、イランがホルムズ海峡を即時開放し、合意順守の状況に応じて米国が制裁を緩和することが盛り込まれているという。レバノンを含め、停戦を60日間延長する間に核問題の詳細を協議すると伝えた。

 イラン外務省報道官は11日、国営テレビに「最終的な結論には達していない」と述べたが、仲介国を通した米国との接触は認めた。

 一方、ロイター通信は11日、米当局者の話として、ホルムズ海峡付近で米軍がイランの無人機2機を撃墜したと伝えた。

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